Raspberry Pi 2の運用に必要なもの

Raspberry Piはいま注目されているシングルボードコンピュータ。
非常に安価・コンパクトでありながら、基本的な性能・インターフェイスを網羅するれっきとしたPCである。

Raspberry PI 2になり更にCPU・メモリ性能がアップした。

Raspberry Pi自体はむき出しの小型マザーボードであり、動作させるためには用意するものがある。
初めてRaspberry Piを購入する際に、用意しておくもののまとめ。

Raspberry Pi 2本体

基板のみ。

クリアケースとのセット。

[スペック]

チップセット Broadcom BCM2836
CPU ARM Cortex-A7 クアッドコア 900 MHz
GPU Broadcom VideoCore IV
メモリ 1 GB LPDDR2 DRAM
USB USB2.0 × 4ポート
ネットワーク 100Base-TX
ストレージ MicroSD
映像出力 HDMI
音声出力 HDMI、ステレオミニプラグ
電源 microUSB

[必須なもの]
MicroSD、電源ケーブル、LANケーブル

[あると便利なもの]
マウス・キーボード(セットアップ時)、ケース、無線LAN子機

スターターパック

必要な物が詰め込まれたスターターパックが売られている。
色々考えるのが面倒な人はこれとケース付き本体買っておけばとりあえず動く。

電源ケーブル、LANケーブル、HDMIケーブル、RaspbianプリインストールMicroSD(16GB、Class 10)のセット。
他にMicroSD、電源ケーブルのみのEconomyセットもある。

ケース

Raspberry Pi 2の動作にケースは必須ではない。
むき出しの基板にケーブルを挿した状態でも問題なく動作する。
ホコリを防ぎ、冷却対策のためにはやはりケースに入れたほうが安心ではある。
必ずしも既成品を購入する必要はなく、ダンボールで自作したり、LEGOブロックで作ってみても面白い。

最もシンプルなタイプ。
このケースに後付でファンやヒートシンクなど付けていっても良い。

ファン・ヒートシンク付き。
CPU負担の大きい処理をさせる予定なら、冷却周りがしっかりしているケースを選ぶのが安心。
付属ファンの音が大きく、静音性に若干難あり。

こちらも冷却ファン付きのケース。
中が透けてみけるタイプでかっこいい。
インテリアとして見かけも気にするならこういうものも魅力的。

電源(2A安定供給できるもの)

電源はRaspberry Piの安定動作や、USB接続機器の安定のために2A供給可能なものを用意する。
100均などで売っている携帯用充電器でも動くが、供給電力にムラがあり安定性が悪い。
電源と同様に、USBケーブルも2A供給可能なものを用意する。

MicroSDカード

OSをインストールする。HDDの代わり。
Raspberry pi 2はUHS-Iには対応していないので、規格はClass10であれば十分。
容量は、普通はOSしか入れないので16GBあれば十分。不安なときは32GB。64GBはいらない。
NASを組む際はMicroSDの容量ではどうせ足りないので、USB接続の外付けHDDをマウントして使うことになるだろう。

HDMIケーブルと出力可能なモニタ・テレビ

OSのセットアップの際にモニターが必要。
デスクトップPCのモニターを代用するか、最近のデジタルテレビはだいたいHDMI入力に対応している。
HDMIケーブルを用意するだけでOK。

マウス・キーボード

モニタと同様、OSのセットアップ時に必要。USB接続のものを適当に使い回せば良い。
あまりない用途であるが、もしデスクトップPCとしてGUIをメインに使うのなら、2.4GHz無線タイプのマウス・キーボードなどを用意すると煩わしくない。

無線LANアダプタ

Raspberry Pi 2には無線LANアダプタがついていない。
有線LANで事足りる際は問題ない。
ケーブルをわざわざ引っ張ってくるのが煩わしい時は、USB接続の無線LAN子機を用意する。

無線LAN子機選びには少し気を使う。
Raspberry Pi本体への電源供給が最大5Vなため、できるだけ消費電力が少ないものを用意する。
高速規格11acに対応しているものでも、消費電力が大きいと不安定。
Raspberry Pi 2はUSB2.0なので、USB3.0対応のものも不要。

Raspberry Piで動作報告あり。消費電力1.3W。
現状Amazonで手に入る中では一番良いと思われる。
Buffalo製の同価格帯にもう少し安いものがあるが、消費電力2.5Wで発熱しやすくあまりよろしくない。

おわりに

本体+ケース+MicroSD+ケーブル類合わせても9000円程度。使いまわせる物があればもっと安く上がる。
この値段でARMとは言えクアッドコアのサーバーPCが手に入るとは、良い世の中になったものである。

Raspberry Piの活用法は、自宅サーバーにしたりNASを組んだりといった定番の使い方から、そのコンパクトさを活かして監視カメラ・温度湿度計・ジュークボックス・デジタルサイネージなどなんでもござれである。

Raspberry Piを使ったIoTがにわかに盛り上がりを見せている昨今、どんな面白い活用例が出てくるのか、これから非常に楽しみである。

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