クロスバイクにサイクルコンピューターを付ける

クロスバイクやロードバイクにつける、いわゆるスピードメータは「サイクルコンピューター」(サイコン)と呼ばれる。前輪に回転数をカウントする磁気センサーを取り付け、ハンドルに付けたサイコンに情報を表示する。

サイコンの必要性

  1. 現時速の表示
  2. 累積走行距離の把握
  3. ケイデンスの把握

初級者から上級者まで、自分のバイクにサイクルコンピューターをつける事の恩恵は計り知れない。

サイクリングを始めたばかりの初心者にとって、現在の時速がリアルタイムで把握出ることは、予想以上に楽しい。クロスバイクを購入してからの累積走行距離が、数字としてどんどんたまってゆくのも、サイクリングを続ける大きなモチベーションになるだろう。

また、サイクリングに慣れ、自転車のメンテナンスやタイヤ交換をしだすと、前回メンテナンスからどれだけ走ったかの走行距離の把握が必要になり、サイコンはほぼ必須となってくる。

一般的に、オイルの注油は200〜300 kmごとに、タイヤの交換は2000〜5000 kmごとに必要(オイル・タイヤの種類によって違う)。これらメンテナンス時期の把握のために、走行距離の計測は必須である。

また、より長く・効率的に走ろうとすると、自分のケイデンスを把握したくなってくる。足の筋肉量によって個人差はあるが、一般的に70〜90 rpm(回転毎分)程度のケイデンスが効率的だと言われている。

上り坂や下り坂・漕ぎ出しからトップスピードへの移行時等、漠然とギアチェンジをするのではなく、自分にベストなケイデンスで走れるギアを選ぶためにも、サイコンによるケイデンスの把握は重要である。

サイコン選び:「有線タイプ」

メリット:

  1. 価格が安い

デメリット:

  1. うまく巻かないとケーブルが邪魔・最悪タイヤに噛んで危険
  2. 巻きつけたケーブルに汚れが付着する・洗車が面倒

現在、この有線タイプのサイコンは少なくなってきているが、とにかく安く揃えたければこのタイプ。

キャットアイのVELO9が、アマゾンで1,500円程度で購入できる。

有線タイプのサイコンは、前輪のフォークに付けたセンサーからハンドル手元のサイコンまで、ケーブルを通す必要がある。適当にケーブルを巻き付けると、ハンドルを切りにくくなったり、最悪、走行中にたるんできて前輪に巻き込み非常に危険。

自分で設置する場合は、ナイロン結束バンドなどを使って、しっかりフレームに括りつける様注意する。

現在流通している有線タイプのキャットアイVELOシリーズ。走行速度、走行距離、積算距離が測定可能。

必要最低限の機能で、とりあえず自転車にスピードメーターをつけてみたい人はこのサイコン。

サイコン選び:「無線タイプ」(ワイヤレスタイプ)

メリット:

  1. ケーブルがないのでハンドル・タイヤ周りがすっきり

デメリット:

  1. 価格が少し高い
  2. タイヤセンサーにも電池が必要

現在のサイコンの主流。ワイヤレスでケーブルを気にする必要がなく、見た目がスマート。価格が高い割に、機能が充実したものが多い。

有線タイプとの違いとして、前輪フォークに取り付けるセンサーにも電池が必要となる。サイコン本体とセンサー部2つの電池切れを気にしなくてはならず、面倒といえば面倒。

上記有線タイプVELOのワイヤレスタイプ。機能は有線タイプとほぼ差がなく必要最低限。せっかく高いワイヤレスタイプを買うなら、もう少し高機能なものを選びたいところ。

ワイヤレスタイプのスタンダード製品。キャットアイの2012年製品であるが、2013年製品のCC-RD310Wより耐久性が高く人気がある。夜間用のバックライト、ペースサイン、2タイヤメモリーなど基本的な機能は揃っている。画面に3列分の情報を表示できる点がとても便利。

サイコン選び:ケイデンス計付き高級タイプ

効率のよいサイクリングを追求してゆくと、どこかで現在のケイデンスの把握が必要になってくる。足の筋肉量により個人差があるが、70~90 rpmで巡航するのが最も効率が良い。

今どのギヤを選択すればベストのケイデンスで巡航できるのか、感覚として把握するために、ケイデンスを数字として確認できるサイコンは必要である。

特にロードバイクのレース等を目指してトレーニングする人は、多少値段は張っても、最初からケイデンス計付きのサイコンを選んだほうが後々のために良い。結局買い直すハメになる。

ケイデンス計付きワイヤレスサイコン。ケイデンス計付きでは最も安い。心拍センサーとペアリングすれば心拍数も測定可能。とりあえずケイデンスを確認するならこれ。ただし、表示できる情報量が少なく、走行距離とケイデンスを同時に表示することはできない。

純粋なサイコンとしては、キャットアイシリーズの最上位機種。ケイデンス計を備え、心拍センサーとペアリングすれば心拍数も測定可能。速度・心拍・ケイデンス・走行距離の4つの情報を同時に表示可能で、大きい画面のため見やすい。予算が許すならば、巡航にトレーニングに大活躍であろう。

おわりに

サイコンを装備するメリットは計り知れない。

現在の時速がリアルタイムで把握できることは、その事自体がとても楽しい。

累積走行距離により、日々の努力が数値としてたまってゆくのも素直に嬉しい。

サイクリングを楽しむという点では、サイコンは真っ先に装備すべきアクセサリーだと思う。

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